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家族が亡くなったときの「葬儀の流れ」~葬儀社への連絡~

家族が亡くなったときの「葬儀の流れ」~死亡届をもらうまで~ の方法で死亡診断書が用意できたたら、次は葬儀社へ連絡をしなければいけません。

どこの葬儀社がいいのか……それはお住いの地域によって違いがあると思いますので、友人や近隣の方で葬儀をしたことがある人がおられるのであれば、相談してみるのもいいでしょう。

とはいえ亡くなってから葬儀社をあれにしようか、これにしようかと悩んでいると時間がかかりますので、不慮の事故などでない場合にはあらかじめ葬儀社の候補を決めておいたほうがいいです。

私のところは、生前父の働いていた会社が契約していた葬儀社を選んでいるのでスムーズに話が進みましたが、そうでない場合は葬儀の段取りに手間取る可能性も考えられます。

葬儀社が決まったという前提で、故人のお迎えや安置場所、葬儀の打ち合わせや段取りについて説明していきましょう。

いい葬儀者についても少し触れますので、参考にしてみてください。

目次

葬儀社へ連絡後

葬儀社へ連絡をすると、お悔やみの言葉とともに遺体の安置場所をどうするか尋ねられるでしょう。

一般的なのは自宅や葬儀社の安置専用施設ですが、すぐに火葬をおこなえる田舎と違い、火葬の順番待ちをしなければいけない都会では、腐敗防止のための薬を投与した上で斎場や安置所へ安置する場合が多いのではないかなと思います。

遺体ホテルやホテル葬、なんて言葉が生まれるぐらいですからね。

私の住んでいる場所は田舎ですので、逝去した翌日に通夜、翌々日に告別式および火葬と段取り良くできましたが、都会では安置場所に悩む可能性があることを頭に入れておいてください。

お迎えから安置まで

故人が病院でお亡くなりになった場合、葬儀社が寝台車を使って遺体を安置場所まで運んでくれます。

基本的には仏壇のある部屋に安置するのですが、今は仏壇を用意していない家庭も少なくありません。

ですが必ずしも仏壇が必要というわけではありませんので、自宅内に冷房設備のある畳の部屋があればそこへ安置してもらって大丈夫です。

マンションなどで自宅に安置するには場所が……という方は、葬儀社の安置所をお借りするというかたちになり、安置する日数によってお金がかかるというデメリットがあります。

面会時間なども定められている場合が多く、故人と最後の別れをゆっくりしたい場合には向いていないと言えるでしょう。

私の父は実家の仏間に安置していましたので、最後の別れをゆっくりと行うことができました。

葬儀の打ち合わせと段取り

故人の遺体安置が終わると、葬儀社との葬儀の打ち合わせに入ります。

私が打ち合わせのときに決めたのは以下のようなものです。

1,祭壇の種類
2,棺の種類
3,骨壷の種類
4,供物や供花
5,遺影を入れる額と遺影写真
6,返礼品
7,通夜振る舞いと精進落し
8,霊柩車の車両
9,通夜会場の大きさ

これらは葬儀の料金に直結するものであり、上を見ればキリがありません。

パンフレットを眺めながら葬儀社の方と一緒に決めればいいのですが、家族葬にするのか、大勢に故人を偲んでもらえるようなものにするのかで規模が変わります。

正直なところ、家族葬を選んでも参列してくれる方は参列してくれるので、あまり余裕のない会場を選ぶのはやめておいたほうがいいです。

このときに、こちらのお財布事情を察して親身に相談に乗り、提案してきてくれる葬儀社だといいのですが、中には「みんなこれぐらいのグレードのものを……」と料金が高めの祭壇や棺を勧めてくる葬儀社もあるので注意しましょう

私の父の葬儀では、お香典やお花は辞退していたので香典返しは必要ありませんでしたが、辞退しないのであれば葬儀後に香典返しをする必要があります。

今は即日返しといって、葬儀当日に香典返しをすることもありますが、予想していないほど多額のお香典をいただいた場合には、あいさつ状を添えて金額に応じた別の品物を送ったほうがいいでしょう。

代金の支払いが、いつになるのかしっかり確認する

家族が亡くなった直後から、死亡診断書を書いてもらったり葬儀社に連絡を入れて打ち合わせをしたりと大忙しです。

そんな中でも、忘れずに確認しておいてもらいたいことが ひとつ あります

葬儀代金の支払いが、いつになるのか?

これだけは、絶対に確認しておいてください

私の父の葬儀をあげるためにお願いした葬儀社では、
故人を偲ぶことも大切だけど、残った人が苦労していては意味がない
との理由から、やることが落ち着いて保険などが降りてからの支払いで構わないというものでした。

ですが一般的な葬儀社は、
葬儀終了後、1週間以内にお願いします
ときっちり日付を指定してくるので、支払い期日が近く手元にお金がない場合、葬儀代金をどうやって工面するのかも考えなくてはなりません。

次の流れはこちら
» 家族が亡くなったときの「葬儀の流れ」~枕経と納棺~

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