自分が好きなことと趣味の違いは何なのか?
それを明確にするため趣味の定義を見てみましょう。
趣味(しゅみ)は、以下の2つの意味を持つ。
- 人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。道楽。
- 物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。
引用:Wikipedia
つまり、好きで繰り返し行なっていることは「趣味」にあたるということです。
極端な話、学生であれば「登下校中の買い食い」が趣味でもいいわけですね!
大人として考えるなら「各地のグルメ食べ歩き」になるでしょうか? どちらにせよ、旅費と食費が酷いことになりそうなので、ある程度資金に余裕のある方しか趣味としては成立しないでしょうけれど(;´Д`)
人に教えて恥ずかしくないものを趣味にしてみる
10代や20代の頃、趣味はなんですか? と尋ねられても「ゲーム」や「遊び」などと言っておけば「どんなゲームが好きなのか?」「どんな遊びをしているのか?」と話を膨らませていくことが可能でした。
ですが、30代を越えてくると仕事で出会う人との雑談で「趣味はなんですか?」と聞かれるのは、無趣味の人からしてみれば中々厳しいものがあります。
相手としては「話の話題」として訪ねてくれているのに、「いやー、これと言った趣味はないんですよ」とは返しづらいですし、無趣味だと答えても間が持ちません。
だったら、当り障りのないものを答えるよりも自分が好きで取り組める趣味を見つけて、それが対外的に格好いいものだったら素敵ですよね?
というわけで、個人的に選んだイケてると思う大人な趣味10選を発表したいと思います!
1,アクアリウム
出典:アクアデザインアマノ
本格的に取り組もうと思うとかなり手間のかかるアクアリウムですが、やりがいと癒やし効果を考えれば紹介せずにはいられないものとなっています。
私も嫁と一緒になる前は甥に魚を飼いたいと言われたのがきっかけで実家でやっていたのですが、無骨とは言え初めて作った水槽は感動を覚えるもので、流れる水の音を聞きながら一日水槽の中で元気に泳ぐ魚を見ていたものです。
今でも実家にある水槽は稼働しており、最初期から飼っているエンゼルフィッシュとシマドジョウは3年を越えても元気に泳いでおります。
他の魚は混泳させると食べられてしまうものなどを入れていたので(そういう知識がなかった)入れ替わりが激しいですが、手間をかけただけ見た目に反映されるのでやりがいのある趣味だと言えます。
水草をカットしたりする手間が半端ではないので、キレイに見た目を保っておくためにはかなりの労力を要しますけれど。
2,コーヒー・紅茶
朝起きてからのコーヒー・紅茶は欠かせない。
そんな人に最適の趣味がこちらになります。
コーヒーに限って言えば、多種多様な缶コーヒーやインスタントのものが販売されており、お手軽に様々な味のコーヒーを楽しむことが可能ですが、紅茶といえばペットボトルで販売されているものやティーパックタイプのものを飲むのが多いと言う人も多いはず。
ですが、自分で淹れたコーヒーや紅茶にそんなものの味が勝ることはありません。
なぜなら、自分がもっとも好みの味のものを探して楽しむことが出来るからです。
コーヒーも紅茶も本格的にするにはそれなりに費用がかかりますが、好きで飲んでいるというのであれば生涯飲み続けるであろうものですし、そこに投資するのは浪費ではないと私は思います。
コーヒーや紅茶を淹れている時間というのは短いものですが、それを満喫できるようになれば朝からの時間が有意義に使えるようになるのではないでしょうか?
3,囲碁・将棋・チェス
藤井聡太4段の活躍で話題を集めた将棋ですが、それに伴って今まで注目していなかった層が注目するようになった競技です。
盤上での頭脳戦ということで囲碁やチェスも同様に人気があり、女流棋士なども存在するため一部の棋士には熱狂的なファンが付くなど盛り上がりを見せています。
同様の趣味を持つ者同士であれば、時間つぶしや話題に困ることはないでしょう。
私はヒカルの碁の影響で囲碁を始め、今現在でもネットや銀星というソフトを使って囲碁を楽しんでいます。
真面目に取り組めば一局につき数時間かかるので、お金のかからない趣味としては最高のものだと思います。
私個人が好きな順番で言えば、囲碁 > チェス > 将棋 の順番にですかね(´ω`)
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4,語学勉強
母国語だけではなく、他の国の言葉で意思疎通が出来るバイリンガルって素敵ですよね(´∀`*)
最近は様々な動画サイトが登場し、登録(AmazonプライムやHulu等に)さえしていれば海外ドラマが見放題というものも少なくありませんので、英語を聞き取る能力をつけるだけならばそう苦労はしないでしょう。
私は「ウォーキング・デッド」を繰り返し見ており、字幕なしでもある程度は言葉が理解できる程度にリスニング能力が上がりましたし、簡単な会話であれば少しですが出来るようになりました。
読み書きはやっていないので出来ませんが、海外旅行へ行く際は会話が出来ると出来ないとでは雲泥の差となりますので、楽しみつつ安価で出来る良い趣味だと思います。
5、サイクリング
サイクリングをすることで適度な運動ができ、尚且つ趣味にすればストレスの発散にもなる一石二鳥のすぐれものです。
趣味として取り入れる地域次第では出会いなんかもあったりするようなので、同じ趣味の彼氏彼女が欲しいという人にもオススメできるのがいいところ。
問題点は、ロードバイクをしゅみにするのは初期費用が高い!
安価なものであれば2万円を切りますが、安価ゆえに性能の方は……という感じのものが多く、高価なものになると余裕で10万円を超えてきます。
そのため、資金に余裕のある方でないと始めるのは難しいですが、車体をカスタマイズしまくるということがないのであれば初期費用+メンテナンス費程度で済みますので、長く続けるのであれば総合的に見てお金のかからない趣味ともいえるでしょう。
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6,歴史探索(城巡り等)
刀剣女子や歴女と言った歴史にまつわるものがブームとなっており、それらを趣味とした人とも話の出来る趣味が歴史探索です。
城巡りなどをするにはプチ旅行をする必要がありますが、旅行をすることによってストレスの発散や新しい発見などが出来るので旅行ついでにやってみると面白いかもしれません。
古墳などであれば全国に点在していますし、場所によっては整備され観光地のようになっている所もあります。
デメリットは本格的にやりだすと資金繰りで苦労することになることと、興味のない人からすれば全く興味がないことになるので、恋人や夫婦で取り組む場合は注意が必要です。
7,盆栽
老人が趣味にしているイメージが強い盆栽ですが、盆栽アートといった今までにない若年層も見た目で楽しめる盆栽が存在します。
自然の風景を模すもよし、幻想世界にあるようなアート作品を作るもよしと、幅広い層に対応しているのが特徴で、海外でも非常に高い評価を得ています。
近年では小品盆栽やミニ盆栽を趣味にする若者が増えているそうで、盆栽を趣味にした若者と交流が持てたり、ネットを通じて自分の作品を発表できたりと、過去にあった自分だけが楽しむという盆栽のイメージからは随分とかけ離れたものになっています。
手間をかければかけるほど良くなるという点ではアクアリウムと似ていますが、手軽に始めるだけならアクアリウムほど手間も費用もかからないのでオススメです!
8,乗馬
女性なら幼いころに一度は憧れるであろう白馬の王子様……それになるためには乗馬が出来なければ話になりません。
また世界が未知のウィルス等で荒廃した後にも、乗馬技術を持っていれば馬さえいれば移動には困らないでしょう。
という冗談はこのあたりにしておき、乗馬は動物(馬)とふれあいながら疾走感を体験できる素晴らしいスポーツであるとともに、人馬一体というように動物と一緒に出来る唯一のスポーツでもあります。
(犬ぞり等も動物とするスポーツですが、常にふれあいながら行動するわけではないので省いています)
何もかも忘れて、童心で馬と一緒に駆け回るのはストレス発散になりますし、何よりも気持ちいいものなので経験したことのない人にはぜひ一度試して欲しいものです。
9,釣り
バスフィッシングや海釣りが有名所ですが、渓流釣りなどの山奥で楽しむレジャー感覚のものも存在します。
近場にキャンプ場があるような場所では、釣った魚をその場で調理して食べることが出来るため、新鮮で美味しい魚をいただくことが出来ます。
私は基本的に焼き魚が苦手なのですが、鮎釣りをしてそこで釣った鮎を食べたときは「焼き魚なのに超美味い!!」と何匹も頬張りました。
塩をふりかけて焼いてあるだけなのになんであんなに美味しかったのかわからず、鮎は美味しいものなんだと後日スーパーで販売されているものを購入して調理したときは泣きを見ましたが……
川釣りも海釣りも、食用の魚を釣ってそれを食べるのを趣味にするのであれば新鮮で美味しい魚を食べることが出来るので、釣りに行った日(釣果があれば)は食卓が豪華になることは間違いないでしょう!
子供でも出来る趣味なので、お子様がいられる方にもオススメの趣味となっています。
10,キャンプ
キャンプの魅力は、何と言っても「自然の中で自由に行動できる」ことでしょう!
もちろん一人でも可能な趣味ですし、複数で行うのであればBBQやお酒を飲んで日常のストレスを吐き出しまくれます。
昼と夜とでも見えてくるものが違い、昼間は自然を楽しみつつ能動的に。
夜間は星空や夜景を眺めつつゆったりと過ごすことが可能です。
一度道具を揃えてしまえば、追加購入や壊れたものを買い直す以外に大した費用もかからず(場所代や移動代はかかる)比較的安価で楽しめる趣味だと言えます。
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