2017/07/30 452views

毒蛇に噛まれた男児が重体! 日本に生息している毒蛇を把握しておこう

29日午後6時ごろ、兵庫県伊丹市荻野8丁目の公園で、近くに住む小学5年の男児(10)がヤマカガシとみられる毒ヘビに右手首をかまれた。男児は病院に搬送されたが、意識不明の重体。

県警伊丹署によると、男児は友人と公園で遊んでいたという。ヘビは友人がリュックサックで捕獲し、男児の母親に渡した。午後9時ごろになっても出血が止まらず、頭痛があるため母親が119番した。ヘビは同署が引き取った。
ヘビは体長60センチ程度とみられ、男児の症状からヤマカガシの可能性が高いという。現場はJR福知山線中山寺駅の南東約1.5キロの住宅街。

引用:毎日新聞(公園で毒ヘビにかまれ小5男児重体 ヤマカガシか)

ヤマカガシマムシハブと比べると知名度が低いですが、立派な毒蛇です。

また、TVなどでも滅多に取り扱われないので危険意識が低く、毒蛇なのかそうでないのかを知らない人も多いのではないでしょうか?

ですので、日本に生息している3大毒蛇をきっちりと把握しておきましょう!

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最低限把握しておきたい3種類の毒蛇

日本には36種類の蛇が生息しており「アオダイショウ」「シマヘビ」「マムシ」「ハブ」あたりが有名所でしょう。

ですが有名所である「マムシ」と「ハブ」が毒を持っているため、蛇=危険な生き物 と認識されてしまいがちですが、日本の野生種で毒を持っている危険な蛇というのは基本的に3種類だけです。

この3種類さえしっかりと把握していれば、むやみに蛇を恐れる必要がなくなるのでしっかりと覚えておきましょう。

毒蛇の大御所「マムシ」の生息地と生態

マムシは日本に生息している毒蛇の中で、もっともメジャーだといっても過言ではない種にあたります。

年間3,000人ほどが被害にあっていますが、被害数が多いため血清も十分に備蓄されており、死亡率で見るとそこまで高い蛇ではありません

蛇に噛まれた直後に救急車を呼び病院へ行けば、よほど身体が弱っているだとか赤子・老人でなければ死亡することはないと考えて問題ありません。

もっとも、適切な処置が遅れれば死亡率は劇的に跳ね上がるので、噛まれたら病院で血清の接種を受ける必要があります。

マムシの生息地

北海道、本州、四国、九州、大隅諸島、国後島に分布しており、日本の広い範囲で見ることが出来る。

マムシの生態

全長45~60cmほどの固体が大半であるが、稀に1mを超える大型の固体も存在する(北海道では大型固体の発見例が多い傾向にあるらしい)。

赤外線感知器官を保有しているため、夜間でも獲物を発見することが出来る。

基本的には水辺に多く生息しているが、水田や田畑などにも出現するため注意が必要

活動時期は4月~10月あたりになり、気温が低くなると冬眠に入るため姿を見かけることは基本的にない。

沖縄の代名詞「ハブ」の生態と危険性

出典:blog.livedoor.jp

ハブと一括りにいっても幾つかの種類があり「ハブ」「ヒメハブ」「サキシマハブ」「タイワンハブ」あたりが危険な固体だと言えるでしょう。

基本的な生息地は沖縄であり、マムシのように本州全土に分布しているということはありません。

沖縄在住でないのならば、生でハビを見ることがない人も少なくないでしょう。

現在は年間100件程度の被害報告が上げられていますが、2,000年以降ハブによる死者は報告されていないとされています。

ハブの生態

本州に生息する多くの蛇と違い、ハブは冬眠しません

気温の下がる冬場は目撃例が下がりますが、それでも活動できる状態にあるため巣穴と思われるような場所に近づいたりすると襲われる危険性があります。

また、生まれたばかりの幼ハブでも全長40cmほどありますので、マムシと比べると大型の種であるといえます。

ハブの危険性

ハブが危険だとされる所以は、その攻撃性の高さ攻撃範囲の広さです。

ジャンプなどは出来ませんが、全長の2/3が攻撃範囲にあたりますので2メートルほど距離を置いていないと安全だとは言えません。

またハブ自身が積極的に攻撃を仕掛けてくるので、見かけたら興味本位で近づくのではなくさっさと逃げてしまいましょう。

マイナーな殺し屋「ヤマカガシ」の生態と危険性

本州、四国、九州、佐渡島、隠岐島、壱岐島、五島列島、屋久島、種子島に分布し、南西諸島、小笠原諸島および北海道には分布しない日本固有種である。

マムシ同様水辺に生息していることが多く、水田や田畑に生息していることが多い。

近年では水田の減少や主食であるカエルの減少に伴い個体数を減らしてきており、都心部などで見かけることは滅多にない。

ヤマカガシの毒性はマムシやハブよりも強い

ヤマカガシの厄介な点として、マムシやハブよりも毒性が高い点が上げられます。

その毒性とは「マムシの約3倍」「ハブの約10倍」にも及び、危険度の高い毒蛇の中ではもっとも高い毒性を保有しています。

また、マムシの血清のように数が出回っているわけではないので、病院に言っても血清を打ってもらえるかわからないのも注意が必要なところです。

基本的には臆病なので手を出さなければ大丈夫

マムシやハブよりも高い毒性を持ち血清も数が少ないヤマカガシですが、ハブとは違って臆病な性格であるためイタズラにちょっかいを出さなければ無害な蛇でもあります。

とはいえ、ふとした拍子にヤマカガシをこちらから攻撃してしまったり攻撃圏内に入ってしまうこともあると思うので、生息域を行動するときは注意した方がいいでしょう。

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