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HARMの法則、悩みの9割は4つの言葉に分類できる

突然ですが、HARMの法則というものを知っているでしょうか?

メンタリストのDaiGoさんが「人を操る禁断の文章術」で、人の悩みには一定の分類があり、メンタリストとしての経験上それを簡単に見抜けるとしたうえで唱えている法則です。

Twitterなどでも話題に上がっているので、どんなものか説明したいと思います。

知っておくことでビジネスだけではなく、人付き合いなども含めてさまざまな用途で使用できますので、あなたがHARMの法則を知らないのであれば、一緒に学んでみましょう。

目次

HARMの法則

HARMの法則で悩みの9割は集約・分類できるとされており、HARMとはなにかというとHealth(ヘルス)・Ambition(アンビション)・Relation(リレーション)・Money(マネー)の頭文字です。

それぞれにどんな悩みが分類されているのか、順番に見ていきましょう。

Healthの「H」

Health(ヘルス)とは健康のことであり、美容やダイエットなど外見に関することから、病気や精神的な疾患。
コンプレックスの改善や筋肉トレーニングによる肉体改造まで、心身にまつわることがすべてここに該当します。

Ambitionの「A」

Ambition(アンビション)とは野心や大望の意味をもつ言葉ですが、ここでは夢や希望・キャリアアップや昇進といった願望のことです。

Relationの「R」

Relation(リレーション)とは関係を表す言葉であり、会社での人間関係や恋愛・結婚や離婚・家庭のことまで人と人の関わりすべてを含むものだといえます。

アルバイトを始めたり、就職したりすることもここに該当し、なんらかの組織やグループに所属したいと思う悩みも Relation です。

Moneyの「M」

Money(マネー)は、説明するまでもなくお金のことです。

子供がもらうお小遣いから、労働の対価としてもらう給料・賃金がここに含まれます。

他にも株式投資やFXに仮想通貨の売買、不動産の購入や売却、借金や年金といったお金に関わることすべてだと思ってください。

HARMの法則を活用する方法

HARMの法則がどんなものかわかったところで、それを活用する方法についてお話します。

具体的に知りたい方は、

を読んでもらうのが一番ですが、そんなの買うのは勿体無い!

そんな方もいると思うので簡単に紹介したいと思います。

HARMの法則に世代をかけ合わせる

人を操る禁断の文章術では、HARMすべてに世代をかけ合わせたときの例が載っているのですが、それを紹介してしまうと引用ではなくパクリですよね?

なので今回は、Relation(リレーション)の組織内での関係についてに焦点を当てたいと思います。

※あくまでも例え話ですので、この通りの人間関係になるとは限りません。

Relation × 10代の組織内での人間関係

10代で所属する組織といえば、学校や部活動がもっとも一般的なものです。

習い事などでの人間関係もあるとは思いますが、10代の方が組織に関することで悩むとすれば、学校内で所属しているグループでの人間関係が一番多いと思います。

進学先で悩んでいる場合は Relation ではなく Ambition になるのですが、悩んでいる理由が将来のことを考えて……ではなく、好きな人が◯◯に行くから。

なんて微笑ましい理由であれば、 Relation に属する悩みだと言えます。

Relation × 20代の組織内での人間関係

20代で所属する組織といえば、企業……つまり会社です。

それが第一希望の会社なのか、第二希望の会社なのかわかりませんが、10代の学校という舞台から企業に移り変わります。

今まではそれほど気にする必要のなかった言葉遣いや、自分の感情を押し殺して仕事をするような状況になることも少なくないでしょう。

そんなときに悩みのタネになるのは、嫌な上司や使えない同僚・教えたことを守らない新人などです。

Relation × 30代の組織内での人間関係

上と下からの板挟みにされるのが、この30代。

管理職についている方も多くなり、部下を持って人を育てる立場へと変わっているはずです。

ですがここでも嫌な上司は存在しますし、いうことを聞かない・守らない部下には苦労をかけられることでしょう。

悩みを相談できるような同僚がいればいいですが、そうでないなら転職などを視野に入れだすかもしれません。

Relation × 40代の組織内での人間関係

同じ会社で働き続けていれば、なんらかの管理職についているか、管理職につく素質はあるが面倒だからと自分で拒否しているのが40代になります。

この年代になると自分より上の立場の人間は、部長や執行役員といった人たちに限られてくるようになり、小言を言われる回数が減るかわりに大きなプロジェクトの指揮などを取る必要が生じてくるでしょう。

そうなったときに悩むのは、部下との関係性です。

程よい距離を保っていればいいのですが、そうでない場合は部下の扱いに困ることでしょう。

Relation × 50代の組織内での人間関係

会社の中での立ち位置が完全にはっきりしている年代であり、部長や執行役員といった重要な役職についているか、自らそれを補佐する役割についているはずです。

または仕事ができないせいで、窓際に追いやられているかのどれかでしょう。

もしかすると自分より若い人物が上司になってやりづらい……なんてことがあるかもしれませんね。

そのため年上の人物との関係性よりも、年下の人物の関係性に悩んでいることが多いはずです。

Relation × 60代の組織内での人間関係

60代以降も会社に残り続けているのであれば、執行役員や取締役になっていたり、定年のあとも残留して働いているという立場だと思います。

社内でも古株も古株なので、頼られることが多い反面、新しいことがわからないなんてこともあるのではないでしょうか?

柔軟な発想が出しづらい年齢でもありますので、新しい世代とのギャップに悩まされることがあるかもしれません。

悩みがわかれば解決策を提示できる

このようにRelation(リレーション)で 組織内での人間関係 × 世代 を使って悩みそうなことをまとめてみると、その世代がもっとも悩んでいるであろうことがわかります

一般的な悩みがわかれば、それに訴求力をもたせた広告を打つこともできますし、悩み相談などをうけた場合でも適切な答えを探す事ができるでしょう。

これがHARMの法則を知っていると、ビジネスでも人付き合いでも役立つ理由です。

まとめ

HARMの法則について学んでみると、今までとは違った視点で物事を考ることができます。

もしブログを運営するのであれば、HARMの法則にあったカテゴリーにわけるであるとか、それに特化したブログを作るなんてことですね。

悩みの分類がすでに行われているため、どんなことを記事にすればいいのかが一目瞭然ですし、それ以外のことに手をだすとジャンルが違うと気づくことも。

私のブログでは、HARMの法則とはまったく別の分類方法を取っているので、しっかり整理したほうが読者の役に立つな……なんて考えたりしました。

これを役立たせるかどうかはあなた次第ですので、役に立ったなら嬉しく思います。

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