キッチンリセットとは何の関係もないですが、テレビで見たことがあるという方さらっとスルーしてくれて構いません。
見たことがないという方は、こちらのCMを御覧ください。
お皿洗いなんて手伝いにもならないどころか、下手をすると妻や彼女が洗い直す必要のあるものを『史上初のセリフ』と煽り、驚きから妻『3年ぶりのありがとう』と続くこのCMが、私は大嫌いです。
食事後のお皿洗いは別としても、調理中にでた洗い物は調理中に済ませる方も少なくありませんし、正直いって旦那や彼氏が手伝うのであれば……毎日のキッチンリセットぐらいやってやれと。
というわけで今回は、私がやっているキッチンリセットのやり方を紹介したいと思います。
慣れればIHコンロで5分前後、ガスコンロでも10分以内には終わりますので、積極的にやってみてはいかがでしょう?
※上記の時間には「食器洗い+片付け」は含まれていません。
キッチンリセットってなに?
夫や彼氏でも「超簡単」にできるとタイトルをしている通り、この記事の想定読者はメンズなわけです。
普段から家事全般をおこなっているような方でなければ、キッチンリセットと言われても何のことかわからないと思うので、簡単に説明すると……キッチンを使う前の状態に戻してやること。
ゲームで例えるなら、ボス戦前にデータセーブをしたものがキッチンを使う前で、その後ボスにやられてアイテムやお金を失った状態がキッチンを使い終わった後。
ボスにやられてアイテムやお金を失った状態のまま、ゲームを続けるような方はいないと思うので、リセットしてセーブデータをロードしますよね?
するとボス戦まえのアイテムやお金を持った状態に戻る……これをキッチンに置き換えたのが、キッチンリセットです。
基本的には毎晩やることになるので、毎朝万全の状態でキッチンに立てるというのが最大のメリット!
引っ越したばかり・新築を購入したばかりなんて方は、習慣づけておくとキッチンをキレイな状態で保ちつづけることができますよ♪
キッチンリセットは面倒くさい?
キッチンリセットが面倒くさいか面倒くさくないかでいうと、まったく面倒だとは思いません。
これは毎日キッチンリセットをしているからで、排水口の中にためらいなく手を突っ込める程度にはキレイな状態を保っているから。
ですが、今までキッチンリセットをやったことがなく、大掃除のときしかキッチンリセットをしないというご家庭の場合……最初のキッチンリセットは1日使い潰す覚悟をしておきましょう!
シンクや蛇口にこびりついた水垢や、排水口のゴミ受けからパイプの汚れ。
IH・ガスにかかわらず、長年積み重なった油汚れにコゲはまたたく間にキレイになるほど甘いものではありません。
だからこそキッチン掃除は面倒くさいというイメージが付いているわけですが、毎日リセットしていればシンク周りは軽くスポンジで洗って、コンロ周りは布巾やキッチンペーパーで拭き取るだけで即終了!
面倒くさいと思うことはまったくありませんので、毎日家事をしてくれている妻や彼女のためにも一緒に協力して家事をやっていくようにしましょう。
キッチンリセットのやり方
キッチンリセットのやり方を簡単にまとめると、以下のような手順になります。
- 食器洗い+片付け
- コンロ周りと壁の汚れ拭き
- 生ゴミの処分
- シンク+排水口掃除
- 調理台拭き
- (床拭き)
キッチンリセットをしない方からすると、こんなにやることがあるのか……と感じてしまうと思いますが、一番時間がかかるのは食器洗い+片付けなので、それができている方なら誰でも続けることができるはず!
とはいえ、食器洗いまでは妻や彼女がやってくれているところも少なくないと思うので、食器洗いを妻や彼女がやってくれるのであれば、そこから先は夫や彼氏であるアナタがやってあげるようにしましょう。
食器洗い+片付け
基本的な流れとしては、
- 夕食で使った食器や調理器具をシンクに放り込む
- 面積の大きいものから洗って、シンクの中に入れたままにしておく
- 食器類は洗剤を洗い流して水切りの上に、料理器具は洗い終わったら拭き取って片付ける
- 食器も拭き取って、水切りを片付けられる状態に持っていく
といった感じ。
夕食後にでた食器や調理器具など、洗わなければいけないものをすべて洗い、布巾などを使ってしっかりと拭き取った後、収納まで終わらせてしまいましょう。
ガスコンロのご家庭は、五徳も洗っておくと後の作業が楽になりますが、シンク+排水溝掃除と一緒にやっても構いません。
コンロ周りと壁の汚れ拭き
食器の片付けが終ったら、コンロ周りと壁の汚れを拭き取ります。
先にコンロを掃除してしまうと壁掃除のときに吹きかけるセスキ水が、再度コンロについて拭かないといけない……なんてことになりますので、先に壁を拭いてしまいましょう。
毎日掃除していても意外と汚れが付着するので、これが積もり積もったら……と考えたら嫌になります。
壁に吹きかけているのは「セスキの激落ちくん」で、商品リンクを貼っていますが100円均一などのほうが安く買えます。
余談ですが、1週間ぐらいなら拭き取らなくても簡単に汚れは落とせます。
ですが習慣づけておかないとやらなくなるので、毎日やっておいたほうがいいでしょう。
※肌が弱い人は使い捨ての手袋などを利用しないと、手がカサカサになることがあるみたいです。
生ゴミの処分
コンロと壁の汚れを落とせたら、その日にでた生ゴミを捨てます。
まだゴミが入るからと残したりせず、排水口のゴミ受けの中身と一緒に必ず捨ててしまいましょう!
夏場は臭いやコバエが発生する原因にもなりますし、シンクや排水溝を掃除するときに邪魔です。
シンク+排水溝掃除
邪魔なものがすべてなくなったら、今日の汚れをきれいサッパリ落としてやりましょう。
シンクの中はもちろん蛇口など金属で指紋や汚れが目立つ場所に、排水口の入り口であるゴミ受け皿やワントラップ・水封の水が溜まっているところもしっかりと洗います。
毎日洗っていれば、汚れているから洗うのが面倒……なんて思わない程度にはキレイな状態を維持しますので、ササッと洗うだけでも十分なほどに!
調理台拭き
シンクと排水口の掃除が終ったら、後は料理台の上を布巾やキッチンペーパーで拭いて終了。
このときアルコールスプレーを使うと除菌もできるので、キッチンを清潔に保つことができてオススメです!
床拭き
私は大きめのキッチンマットを敷いているから別にいいやと思ってやっていませんが、油汚れは床にも飛んでいる! ということから、床拭きもキッチンリセットに含む方もいます。
もしやるのであれば、コンロ周りと同じくセスキ水を使って掃除すれば簡単にキレイになるので、キッチンペーパーでも十分だとは思いますが、床拭き用の雑巾を買うなりすると作業は捗るはず!
まとめ
というわけで、1日の終わりにできる簡単キッチンリセットのやり方でした!
上にも書いていますが、キッチンリセットは毎日やるほうが簡単でキレイな状態を継続できるので、できる限り毎日やるようにしましょう。
冬場はヌメリなどが発生しづらいので毎日じゃなくでもいいのですが、習慣づけていないと後々やらなくなってしまうので、できれば毎日続けていきたいですね!
私はこれに加えて洗面台のリセットもしていますが、それでも合計10分ほど。
妻や彼女が家事全般をやってくれているという方は、感謝の気持ちも込めて習慣づけてみてはいかがでしょう?
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