元アミューズメント施設、中間管理職のぽよまるです(´ω`)
アミューズメント施設といえど、法律や条例に違反しない中で店舗の改善だったり集客の提案だったりをしないといけないわけで、もちろん企画書や提案書なんてものを書かされたりもします。
けれど、私の務めていたようなアミューズメント施設の一般社員や管理職って大半が企画書や提案書のまともな書き方なんて知りません(マ○ハンとかダ○ナムは教育してるかもですが)。
もちろんそのような教育を受けることもないので、グーグル等で検索をかけることになるのですが……
誰でも書けるとか書いてる割に、見ても書けないぞゴラァ!! って人は多いのではないでしょうか?
私は見ても「???」としかなりませんでした。
なので、私のようなお馬鹿さんでもわかるように簡単な企画書や提案書の書き方を伝授してみたいと思います(´ω`)
そもそも企画書や提案書とはなんなのか?
簡単に言うと「今までなかった制度の導入や業務改善案・人事総務についての提案や新商品の販売・開発案」のことです。
例えば「新人研修がしっかりとされていないので研修を行う」だとか「こうすれば業務のムダを省いて時間とコストを削減できる」だとか、そういうのをまとめたものだと思ってもらえれば結構です。
で、この企画書には「社内向け」のものと「社外向け」のものがあります。
社内向けの提案書とは
社内向けの提案書の一般的なもので言えば「新人研修の改善案」「業務内容改善案」「人事考課制度の改善案」などがあり、ジャンジャンバリバリなアミューズメント施設ですと「店舗の改善案、及び集客の提案」がメインになってきます。
私が働いていた場所で例を挙げると「お客様の滞在率、及び遊技時間増加の提案」「新規のお客様の開拓、及び近隣店舗からのお客様の呼び戻し」何かが提出される回数の多いものでした。
利益度外視すれば余裕で改善できる提案なのですが、そこは利益重視でいかにコストをかけず集客出来るかに重きが置かれていましたので、無茶なことは書けませんでしたけれど……。
社外向けの提案書とは
社外向けの提案書で一般的なものといえば「新商品開発」「メディアタイアップ」「広告宣伝」などがあり、先程同様私の元勤務先で言えば「新台入れ替え」「ライター、及び芸能人の招集」「屋台などでの飲食物販売」などが上げられます。
社内向けと違うところは自社の利益に直結するような提案ではなく、相手(お客様)がいないと成立しないものが社外向けの報告書だと思えばいいです。
※正確には多少違いますが、誰にでもわかる・書けるを基準にしているので深く突っ込まないでください。
企画書や提案書で書くべき内容はたったの4つ!
初めて企画書や提案書を書こうと思ったり、書かなければいけなくなった時、これだけは頭に入れておいてほしいことがあります。
それは……
アナタ(私)からしたら100%の出来栄えと言える企画書でも、他人から見れば10%程度の完成度でしかない可能性があるということ。
ということ。
出来栄えが良いにこしたことはありませんが、完璧な企画書や提案書は目指すだけ時間の無駄です。
同じ時間を費やすのであれば70%~80%ぐらいの完成度のものを複数作ったほうが、よほど有意義な成果を得られます。
1,企画・提案のタイトル
これがないと話しにならないので、どんな企画や提案をしているのかわかりやすいタイトルを付けましょう。
社内向けであれば「新入社員の研修制度の改善案」、社外向けであれば「商品○○と○○のタイアップ広告案」みたいな感じでしょうか?
これは何度も企画書や提案書を作っていくうちに自然なタイトルが付けられるようになるので、色々試行錯誤してみるのが面白いと思います。
上記の例も企画書を作る時に前提によって大きく変わりますし、わかりやすければなんでも良いです。
2,企画・提案の目的を明示する
何を、どのように、実行するか?
これがはっきりしていれば企画書を提出されたがわからしてもわかりやすいですし、提出する側としても何をどのように実行していきたいのかを伝えることが出来ます。
何をの部分はタイトルに書いてあるなら省いてしまっても問題ないでしょう。
肝心なのは「何をどのようにやりたいのか」なので、そこさえしっかり書けていたら大丈夫です。
項目としては「目的」「計画」「実地案」などで構いません。
問題点を改善したい場合は、問題点もここに書いておけばいいでしょう。
3,どの程度の期間を要するのか明記する
下記にも書いていますが、社内で人を動かすということはそれだけで人件費が発生します。
アナタの企画が通った場合、アナタを含めた複数の人材が本来の業務から別の業務へと移動する可能性もありますので、どの程度の期間がかかるのか?
また、どのような日程でスケジュールを組んでいるのかははっきりと記載しておきましょう。
4,企画・提案したことによってどのようになるのか?
これは「その企画や提案を実行することでどんな効果が見込めるのか?」ということです。
会社にとって何の得にもならない企画は「時間と人件費の無駄」なので、到底受け入れてもらうことは出来ません。
実際にどのような効果が見込めるのか? また、費用がかかるのであればどの程度かかるのかをはっきりとさせておきましょう。
あとになって○○万かかりますでは、そんな金額は出せないと言われる可能性もありますので(;´Д`)
テンプレをコピーするより、自分で試行錯誤したほうがいい
これは私の持論なので、一から自作するよりテンプレをコピーしてそれを改良したほうが良いだろうという人もいると思います。
ですがそれでは地力が育ちませんし、何より「全く新しいフォーマットでなにかを作らないといけなくなった時に対応できない」んですよね……。
これは企画書や提案書だけの話ではなく、他のことにも当てはまりますけれど。
また、この類のものは一度提出しなければいけなくなると何度も提出するはめになりますので、地力を上げておいたほうが後々楽できます。
転職などで自分をプレゼンするのにも使えたりしますし、一石二鳥ですね!
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