上司が違えば自分はもっと評価されるはずだ!
会社が違えばもっと給料が高いはずだ!
そんなことを思ったことのある社会人の方は少なくないと思いますが、あなたは自分の市場価格がどれぐらいなのか知っていますか?
もしかすると、「うわっ……私の年収、低すぎ……?」の広告に釣られて診断したことのある方もいるかも知れませんが、あの広告は自分の市場価値がどれぐらいあるか診断できるというものでした。
当時はまったく興味がなかったのですが、フリーランスになった今、自分の市場価値がどの程度あるのか気になったので、無料で市場価値(推定年収)を診断できるMIIDAS(ミイダス)で試してみました。
転職支援サイト MIIDAS とは?
MIIDASなんて聞いたことがないという方もいると思いますが、MIIDASは転職サイトで有名なdoda(デューダ)を運営するパーソナルキャリア株式会社が立ち上げた、転職支援サービスです。
だったら doda だけ登録しておけばいいやと思うかもしれませんが、MIIDASには登録することで5つのメリットがあります。
- 無料で自分の市場価値を調べられる。
- 無料で職務総合適性検査が受けられる。
- 企業から面接確約オファーが来る。
- 自動で求人を探してくれる。
- スマホでも専用アプリで簡単に使える。
自動で求人を探してくれたり、スマホでも簡単に使えるぐらいなら他の転職サイトでもできますが、市場価値を調べたり職務総合適性検査が受けられる場所は少ないです。
面接確約オファーなんて魅力的なサービスもあるりますが、これらがどんなサービスか想像できない方もいると思うので、5つのメリットについて説明していきます。
MIIDASで現在の市場価値を調べてみた
私の市場価値がどの程度あるのか? それを調べてみたくてMIIDASに登録したので、先に結果を報告しましょう。
私の現在の市場価値(推定年収)は 748万 です。
ですがもちろん、フルパワーで働く気はないのでご心配なく……。
このように市場価値を調べてくれるわけですが、会社勤めしていたときや同年代の平均年収よりも高いという結果になりました。
資格はもっていないけど、実務レベルで使用可能なスキルを登録した場合、800万弱まで市場価値が上がりましたので、次に就職するようなことがあれば800万前後の年収をいただける可能性があるということですね!
5分で即終了! 市場価値を調べてみよう
会社勤めしていたときにやっていたら絶望するような結果がでましたが、それは横にでも置いておくとして……市場価値診断なんて面倒くさいんじゃねぇの?
って方のために、どんな内容の診断をするのかサラッと説明していきます。
基本的な流れは4つのステップにわかれている質問に答えていくだけなので、早ければ5分程度で終わりますし、どんなに長くても10分かからないです。
どんな内容なのか簡単に説明しますが、こまけぇこたいいんだよ!! という方は、下記のリンクから先に診断してみてください。
上記リンクで診断をしていないということは、基本的な流れを知りたいということだと思うので、簡単に説明します。
MIIIDASの市場価値診断は4つのステップにわかれており、「プロフィール」「職務経歴」「実務経験」「語学・資格」を順番に入力していくだけとなっています。
プロフィール
まず最初に答えるのは性別や生年月日などの簡単なもので、第一言語(最も得意な言語)・最終学歴から離職経験などを答えていきます。
上画像では切り取っていますが、この時点で類似ユーザーの年収実績などが表示されており、項目を少し変えるだけでも年収が上下します。
1番面白いと思ったのは、住んでいる地域によって収入は変わってくるのですが、それがしっかりと反映されていること。
東京都と鹿児島県では、住んでいる地域が違うというだけで市場価値が32万円も変わってくるんです!
職務経歴
この職務経歴ですが、今まで何度も転職しているから答えるのが面倒だなーと思った方、面倒なことは何ひとつありません。
なぜならこの職務経歴で尋ねられるのは「間近の職務経歴」だけなので、何社も詳しく職務経歴を書く必要はなく、1番最近のものを答えるだけで構いません。
質問数もそこまで多くないので、サクサクっと答えていくことができます。
実務経験
次に実務経験ですが、これも間近の職務経歴で答えた会社での出来事を淡々と答えていくだけです。
業種によっては回答量が増えてしまうので、職務経歴ほどサクサク進まないかもしれませんが、それほど項目が多いわけでもないので悩むことはほとんどありません。
現在働いている職場でのことや、間近で働いていた場所での実務経験をポンポンッと選んでいきましょう。
語学・資格
最後に語学・資格についてですが、これも悩むことなくササッと答えることができます。
資格の欄は複数回答可能で、MSと入力すればマイクロソフト関連の資格が表示されたりと、入力をサポートしてくれる機能がついているのが非常に便利!
あの資格なんだっけな……と思ったら、適当に略称を打てば候補にでてきたりしますので、簡単に質問すべてに答えることができます。
市場価値診断結果
そしてすべての質問に答え終わると、こんな感じで市場価値が表示されます。
私の経験やスキルを求めている企業は819社あり、書類選考ぶっ飛ばして面接までこぎつけることのできるオファーが82件もあると。
以前働いていた会社はこんなに給料くれていないですし、お前がやめたら別のやつにやらせる感が半端なかったので、自分の経験やスキルを求めてくれる企業がしっかりあるんだと思うと嬉しくなりますね!
MIIDASの市場価値診断は転職だけに使えるわけでもありませんし、遊び半分で自分の市場価値を診断してみても面白いですよ♪
職務総合適性検査が受けられる
サクサク進みすぎて適性検査中のスクショを取り忘れていたので、どんな結果を見ることができるのかを簡単に紹介しましょう!
すべての結果が1~10段階評価になっており、数字が高いほどその能力が高いことを表しています
マネジメント資質
マネジメントの資質がどの程度あるのかを予測してくれます。
私の結果は 7 だったので、平均の上位に入っているみたいです。
パーソナリティ特徴
以下9つの項目から、パーソナリティ特徴について教えてくれます。
- ヴァイタリティ
- 人当たり
- チームワーク
- 創造的思考力
- 問題解決能力
- 状況適応力
- プレッシャーへの耐力
- オーガナイズ能力
- 統率力
自分では「いや、これは違うだろ?」と思うところもありますが、概ね納得できる結果になっているので、それなりに正確なパーソナリティー特徴の結果を教えてくれるのがいいですね!
最後に「仕事をしていくうえでのあなたの特徴」なんてのがあって、私の結果はこんな感じでした。
仕事をしていく上でのあなたの特徴
やさしい問題よりも、複雑な問題にぶつかるほど意欲が出るタイプです。筋の通ったものの見方をし、問題にぶつかったときに、解決に向けて合理的な推論を行ないます。問題を解くこと、難しい問題に立ち向かうことが好きなようです。
大勢の人と一緒にいることを好まず、知らない人が多くいる場所はあまり得意ではないかもしれません。他人とあまり関わることなく、一人で仕事に集中したいと考えているようです。自分一人で行動することができるタイプだといえるでしょう。
引用元:MIIDAS
職務適正
職務適性はパーソナリティー特徴よりもさらに項目が多く、17の職種+それをさらに細分化した147職種から、診断者にとって適正の高い職種と低い職種を教えてくれます。
不動産専門職の適正が高いとでていますが、その中でも「アセットマネジメント」と「ファシリティマネジメント」に対する適正が高いようでした。
適正が低い職種も表示してくれるみたいなんですが、私には適正が低い職種というものが存在しないらしく、1つも表示されなかったです。
今の仕事が向いていないなーと思う方は、もしかすると適正が低い職種という可能性もあるので、試してみる価値はありますね!
上下関係適正
上下関係適性は、こんな感じで上司としてのタイプと部下としてのタイプが、どんなものであるのか教えてくれるものです。
私は部下として素直に従順するタイプではないらしく、上司の支持には素直に従わないと結果にでましたが、まさにそのとおりだったので笑えません。
自分の立ち位置から、どこを改善すればいいのか? どこを伸ばせばいいのかがわかるので、ためになる結果でした。
ストレス要因
他にも診断結果があるのかもしれませんが、私の結果に表示されていたのはこの2つで、実際にこのような状況におかれるとストレスを感じます。
他にも対人関係でストレスを抱えたりすることもあるでしょうが、そちらは上下関係適正を読み解けばわかることなので書いていないのかもしれませんね。
こんなふうに職務適正検査が受けられるのは魅力ですし、いざやってみると自分では自覚していないけど確かにそうだな……って場所もチラホラでてきます。
判断材料の一つでしかないかもしれませんが、やったことがない方は無料なのでやってみると面白いですよ。
自動で求人を探してくれる
希望条件を設定しておけば自動で求人を探してくれる転職サイトは数多くありますが、MIIDASでは下記のような画面から希望条件に合わせて求人を探してくれます。
上にあるものほど面接までの道のりが近く、下になるほど面接までの道のりが遠くなるというものですが、「あなたへのオファー」にある企業はあとで説明する「面接確約オファー」をだしてくれている場所もあります。
特定の職種にこだわって就職したいなら別ですが、とりあえず就職・転職したいというだけなら、あなたへのオファーから仕事を探せば面接まではサクサクっと進めること可能です。
さらに前職の年収を入力していた場合、それよりも年収があがる企業に関してはこんな感じで目立つ工夫がされています。
本気で就職・転職先を探しているなら、一度は確認しておきたい企業です。
企業から面接確約のオファーが来る
いやいや、いくらオファーをしてくれているとはいっても、書類選考や筆記試験があるんでしょ? と思うのが普通ですが、MIIDASの素晴らしいところは「面接確約オファー」がくることです。
あなたへのオファーにある企業の大半がそうですが、
こんな感じで(面接確約中)の文字があれば、書類選考も筆記試験もぶっ飛ばして面接まで行くことができます。
しかも企業によっては、面接時に内定を出すかどうかの判断をすると記載しているところもあるので、市場価値や職務適性検査目的ではなく、しっかりと職探しにも使えるということです。
スマホからでも専用アプリで簡単に使える
MIIDAS公式サイトを覗けばわかりますが、MIIDASにはiPhone用とアンドロイド用にアプリがあるので、PCじゃなくてスマホで就職・転職活動するほうが多いんだよな……。
という方でも、簡単にアプリを使って就職・転職活動ができるようになっています。
サイトをみるためにわざわざホームページをブックマークから呼び出したり、PCを起動させたりする必要がないのは便利でいいですよね!
まとめ
自分の市場価値を測ってみようと遊び半分ではじめましたが、思った以上に就職や転職活動の役に立つ機能が搭載されているなと感じました。
とくに職務適性検査は、仕事をしているしていないにかかわらず役に立つものでしたので、興味がある方は一度やってみるといいんじゃないでしょうか?
登録するときに市場価値もわかるので、一石二鳥ですよ。
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