2017/12/01 304views

webライティングで重要な「文字を強調」する理由

※強調文字を説明するため、わざと記事をカラフルで見づらくしています。

ブログやwebサイトの記事を書いているときに、強調したい部分がありますよね?

よくあるのは赤字だったり太字で、私も強調したいと思う部分には使用していました。

ですが沈黙のwebライティングを読んで、モヤモヤした気持ちが生まれたのです。

沈黙のwebライティングに書かれている強調文字の種類は4つで、
赤色が否定や禁止、ネガティブな強調。
水色が肯定。
緑色が例示や用語の強調。
橙色が単純な強調。
として扱われています。

これは「ナースが教える仕事術」でも採用されているらしいのですが、よく見てみると強く強調したい部分にも赤色が使われており、上記している用途だけで使われているのではないことがわかります。

このことからわかるように、文字の強調についてはブログやwebサイトごとに違いがありますし、どれが正しいという答えはないでしょう。

ですが一般的に使用されている色こそが、誰にとっても見やすいものだと考えたので、文字の強調について話してみたいと思います。

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文字色で受け取るイメージの違い

黒の太字であれば、少し強調したい部分に使われていることが多く、赤の太字なら、強く強調したり否定したりするときに使われています。

他にもオレンジの太字が強調部分に使われていますね。

あと多く使われているものであれば、黄色赤のアンダーラインでしょう。

これは私個人がブログやwebサイトを見て思う感想であり、あなたが同じことを思うとは限りません。

そこで色がもつイメージを、簡単にまとめてみたいと思います。

赤色のイメージ

赤色のもつポジティブなイメージには、「熱血」「勇気」「情熱」「」などがあり、積極性に訴えかけることのできるものが多く存在しています。

逆にネガティブなイメージになると、「否定」「禁止」「危険」「焦り」といった危機感を煽るものへと変ってしまいました。

これらのことから、赤文字で強調をするときには「積極的に訴えたいこと」や「危機感を煽る」ような部分を強調すればいいということです。

青色のイメージ

青色のもつポジティブなイメージには、「冷静」「安息」「知性」「信頼」などがあり、心が穏やかになったり安心を誘うようなものが多数あります。

逆にネガティブなイメージになると、「冷酷」「不安」「不誠実」「失望」といった不安衝動を呼び起こす引き金的な印象に。

これらのことから、青文字で強調するときには「安心や肯定」といったものから「不安を駆り立てる」ようなものに使用するのが効果的だと言えます。

黄色のイメージ

黄色のもつポジティブなイメージには、「明るい」「楽しい」「安全」「希望」など楽観的なものが非常に多いです。

逆にネガティブなイメージになると、「危険」「緊張」「不安」「注意」といった危機感を促すものへと変わります。

ここで気づいた方もおられると思いますが、黄色のネガティブなイメージには赤と青のネガティブな部分が混在しているということ。

このことから黄色のアンダーラインで強調をする時は、ポジティブなものよりも注意喚起という意味合いで使ったほうが多数の人にわかりやすいでしょう。

ポジティブな意味で黄色を使うなら、橙色(オレンジ)にする

私は暖色系の背景でデザインされているブログやwebサイトで、黄色の太字で強調する文章を見たことがありません。

なので黄色でポジティブな印象をもたせたいのであれば、橙色を使うのがベストな選択だと考えます。

橙色のポジティブなイメージには、「暖かい」「楽しい」「活力」「陽気」などの人を愉快な気持ちにさせる意味を持っているものが多く、ネガティブなイメージはほとんどありません。

緑色のイメージ

緑色のポジティブなイメージには、「やすらぎ」「安全」「安心」「新鮮」といったものが多く、安心感を強調する色になっています。

ネガティブなイメージでは、「若さ」「未熟」などがあげられますが、これらをネガティブな理由で強調する機会というのは非常に少ないので、まず使うことはありません。

このことから、緑文字の強調は「例示」や「用語の強調」に使うのが効果的であると考えます。

ぽよまる.comで使っている強調文字のカラー

ぽよまる.comで文字を強調するために使用している、CSSのカラーコードはこんな感じ。

赤:#f90016
青:#0068B7
緑:#22b155
橙:#F08300

4色なのは完全に沈黙のwebライティングの影響ですが、うまく使えるならゴチャゴチャしないだろうとの結論からです。

今まで意識していなかったことなので、これから新記事を書くときやリライトの際には注意する必要がありますけどね。

具体的な「強調」場所はどうやって決めるのか?

具体的な強調の場所といっても、記事を書く人や、記事の内容によって強調する場所は完全に異なります。

簡単に例文で見てみましょう。

「検索順位をあげるために必要なことは、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作ることであり、だますようなことや不正を行ってはいけない」

この例文を強調するとき、ユーザーの利便性に焦点を当てるのか、だましや不正に焦点をあてるのかで強調する部分が変わります。

ユーザーの利便性に焦点をあてて強調すると、こうなりますね。

「検索順位をあげるために必要なことは、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作ることであり、だますようなことや不正を行ってはいけない」

だましや不正に焦点をあてると、こんな感じでしょう。

「検索順位をあげるために必要なことは、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作ることであり、だますようなことや不正を行ってはいけない

つまり対象としている読者によって、同じ文面でも強調する部分が変わるわけです。

検索順位を上げるため、ユーザーの利便性に焦点をあてた記事であれば、「これさえやれば大丈夫! 検索順位を激的に上昇させる方法」なんてタイトルでしょう。

SEO対策として、だましや不正がダメだということに焦点をあてた記事であれば、「あなたは大丈夫? 絶対にやってはいけないSEOの○原則!」みたいになるかもしれません。

人を操る強調文字

人を操る禁断の文章術の冒頭にこんな一文があります。

「あなたの思う、世界最高の美女とは?」

引用:人を操る禁断の文章術

これを聞いたときに、頭のなかでは世界最高の美女を想像しますよね?

それがどんな女性であるかは、人によってまったく違うことでしょう。

ですが世界最高の美女を、頭のなかでは想像できます。

これは写真や映像では不可能な芸当で、文章であるからこそ可能なこと。

芸能人やアイドルの写真を並べられ、「あなたの思う、世界最高の美女は?」と質問されても、その中で一番の美女を選ぶだけですよね?

これを読んで「たしかにそうだな……」なんて思ったあなたは、文章と強調文字によってそう思わされているということ。

人を操る禁断の文章術を読んだ方なら、いやいや文章だけでしょ? と思うかもしれませんが、文章を強調してやることでよりいっそう思わされているんです。

これにも例文をだしてみましょう。

「30代の72%が使っている○○が、△日まで30%OFF! この機会をお見逃しなく!!」

よくあるタイムセールのウリ文句ですが、強調すると印象の変わる場所が2箇所あります。

「30代の72%が使っている○○が、△日まで30%OFF! この機会をお見逃しなく!!」

こちらの例文では、△日まで30%OFFであることを強調していて、時間による焦りを煽ることで購買意欲を沸かせようとしており、

30代の72%が使っている○○が、△日まで30%OFF! この機会をお見逃しなく!!」

こちらの例文では、割引率よりも使用者の割合に焦点をあてて強調することで、所有していない28%の人をターゲットに、自分は使っていない。みんなと一緒ではないという感情を揺さぶっています。

実際は文章だけで二重の煽りをかけているので、しっかりと全文読んでもらえれば使用者割合による焦りと、制限時間による焦りを駆り立てることができます。

ですがブログやwebサイトの記事は流し読みされることが多いので、ターゲットの視線を釘付けにする強調をしてあげることによって、行動を操れるということです。

まだまだ勉強中の稚拙な例ではありますが、強調による効果というのは実感してもらえたんじゃないかなと。

まとめ

記事を書いているときに強調したい場所というのは人それぞれでしょうが、どこを強調すればよりいっそう伝わるようになるのか?

それを気にしながら書くと、本当に伝えたい事が一体なんだったのかを自分で確認することができます。

とはいえ本当に伝えたい事がわかっている場合、強調する場所なんて自然と浮かび上がってくるものですけどね。

ライティング技術に関しての考え方については、下記記事をご参考ください。

記事内で引用している書籍

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