2018/06/07 585views

あなたは知っていますか? ターンオーバー正しい知識と年齢周期の違い

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お肌のことを考えて色々調べたりすると、「ターンオーバー」という言葉をよく耳にすると思います。

簡単な知識だけ身につけている方であれば、「古い肌から新しい肌に変わること」だと答えるでしょうし、詳しい知識を身につけている方であれば「基底層で生まれた細胞が~」と説明することができるはず。

ですがターンオーバーのことを簡単に説明しているだけのWebサイトでは、28日周期でターンオーバーがおこなわれるとしか記載されておらず、年齢によって周期が変わることに触れていません。

そこで、ターンオーバーの正しい知識を身につけるため、ターンーバーについて学んでいきましょう!

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ターンオーバーってなに?

ターンオーバーの説明画像

肌の生まれ変わりのことをターンオーバーだと思っている方は多いと思いますが、肌といってもいくつか種類があります。

まず肌(皮膚)の一番上の部分には「表皮」があり、表皮は基底層(きていそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・顆粒層(かりゅうそう)・角質層(かくしつそう)の4層で形成されています

表皮の下には「真皮」と呼ばれる部分があり、汗を分泌するエクリン腺やアポリン腺などがこの部分に存在しているだけでなく、コラーゲン繊維をつくる繊維芽細胞や、免疫機能に関するマスト細胞も。

真皮のさらに下には「皮下組織」と言われる、真皮よりも上の肌と皮下組織の下にある筋膜などの組織を繋ぐ部分があり、皮下脂肪がつく場所でもあります。

このように肌にはいくつかの種類があるのですが、ターンオーバーとは『表皮の一番下にある基底層で生まれた細胞が、それよりも上にある有棘層・顆粒層・角質層を形を変えながら押し上げられていき、垢になってはがれ落ちる』ことを繰り返すサイクルのこと。

肌に傷がついても時間が経てばキレイに治るのは、表皮が絶えず入れ替わっているからですね!

年齢によってターンオーバーの周期は違う

年代別ターンオーバーの画像

冒頭でも述べていますが、ターンオーバーの周期は年齢によってまったく異なるので、28日周期だと考えるのは間違っています。

そこでターンオーバーの年齢別周期を調べてみたのですが、医師が監修している記事であっても記載してある内容はバラバラ。

だったら多くのデータの中間値を計測すれば、ターンオーバーの年齢別周期を割り出せるはずなので調べてみました。

年代別ターンオーバーの目安周期
年齢 10代 20代 30代 40代 50代 60代
サイトA 20日 28日 40日 55日 75日 90日
サイトB 20日 28日 40日 55日 75日 100日
サイトC 20日 28日 40日 55日 75日 100日
サイトD 22日 28日 45日 60日 80日 100日
サイトE 22日 30日 45日 60日 75日 90日

ほかにも数多く年代別の周期を掲載しているサイトがありますが、掲載されている多くがこのようなターンオーバー周期です。

さらに計算式として用いられているものは、年齢×1.5で計算するというもの。

ですが1.5で計算し続けると、加齢による周期日数の増加が考慮されていないので、年齢×1.4に加齢によるターンオーバー周期の増加を考慮したものを作ってみました。

下のボックスに年齢を打ち込むことで、現在のターンオーバー周期を知ることができます。

年齢
あなたのターンオーバー周期は28
※あくまでも参考程度に考えてください

ターンオーバーの乱れによる肌トラブルの種類

肌荒れを気にする女性の画像

ターンオーバーの乱れは2種類あり、周期が「早くなるもの」と「遅くなるもの」があります。

早くなった場合には、基底層で生まれた細胞が弱いため、その弱い細胞が肌の表面までやってきたとき、肌荒れや敏感肌といったトラブルのきっかけに。

遅くなった場合には、自然にはがれ落ちるはずの老廃物が肌に付着したままになり、老廃物が角質層をつまらせたりすることで、肌がくすんだり水分が浸透しないといった肌トラブルに繋がります。

ターンオーバーが早い場合の肌トラブル

毛穴の黒ずみやいちご鼻

毛穴が黒くなったりいちご鼻になったりするのは、メラニンや酸化した皮脂・古い角質が原因で、ターンオーバーが正しく行われず老廃物が肌に付着した状態だとなりやすくなってしまいます。

原因はターンオーバーの乱れだけではありませんが、原因の1つであることは間違いありません。

肌がテカりやすくなる

ターンオーバーが乱れることで、肌表面は皮脂でテカっているのに、内側は水分が足りずに乾いているインナードライに。

皮脂の過剰分泌なども起こりやすい状態になっているので、結果として肌がテカりやすい状態になってしまいます。

ニキビや肌荒れ、炎症がおこる

早いターンオーバーサイクルで生まれた細胞は、小さい上に薄く、水分保持力や伸縮力に乏しい状態です。

当然肌を守るためのバリア機能も弱いので、傷んだり乾いたりしやすいため、ニキビや炎症の原因にもなってしまいます。

ターンオーバーが遅い場合の肌トラブル

肌がくすむ・ごわつく

肌がくすんで見えたりごわつくのは、本来ターンオーバーではがれ落ちるはずだった角質層が肌に残っており、その角質層が通常のものよりも黒い色をしているため、肌がくすんで見えるたりごわついたりする原因にです。

肌に古い角質層が付着して角質肥厚の状態になっているので、ピーリングなどで古い角質を除去してやればくすみやごわつきが改善することも少なくありません。

ピーリングを行うのであれば、しっかりと肌の保湿をして角質層が固くなるのを防ぐようにしましょう。

角質層が固くなってしまうと、毛穴づまりやニキビなどの原因にもなってしまいます。

肌に水分が浸透せず、カサカサでザラザラ

古い角質が肌に張り付いて毛穴を塞いでいるので、化粧水などで保湿してもしっかりと水分が浸透していきません。

その結果、カサカサでザラザラの肌になってしまいます。

根本的な原因はくすみやごわつきと変わらないので、しっかりとスキンケアしてやればマシになることが多いです。

シミが増えたり濃くなったりする

通常のシミは(黒色メラニン)は、表皮の基底層に存在しています。

ターンオーバーが正常に行われていれば、発生したシミはターンオーバーによって有棘層・顆粒層を通り、角質層まで到達して最終的に垢と一緒に剥がれ落ちて消えることでしょう。

ですがターンオーバーが乱れていると、基底層の奥である真皮にシミが入り込む原因になってしまい、その結果ターンオーバーでシミが排出されなくなってしまいます。

この状態になってしまうと自力での改善は難しいく、つるつるのたまご肌を目指すのであれば、皮膚科に相談するなどの対処が必要になってきます。

ターンオーバーを正常に保って美肌を手に入れるには

美肌の女性の画像

ターンオーバーの乱れによって肌トラブルが起こってしまったら、ターンオーバーを正常な状態にしてやらないといけません。

基本となるのは食事や睡眠といった生活習慣なので、ターンオーバーを正常に保つために気をつけたいことを見ていきましょう。

バランスのいい食事と栄養を摂る

バランスの取れた食事の画像

ターンオーバーに限らず、健康な体を作るためにはバランスのいい食事を摂る必要があります。

まず取り入れたいのは、肉や魚、卵に乳製品から摂取することのできる動物性のタンパク質です。

タンパク質と言えば筋肉を作るイメージがあるかもしれませんが、不足することで皮膚のたるみやシワの原因にるので、しっかりとタンパク質を摂るようにしましょう。

もちろんビタミンミネラルも、ターンオーバーを正常化させるためには必要な栄養素です。

積極的に取り入れていきたいのはビタミンB群で、ビタミンB軍は新陳代謝を促進させる働きがあり、ターンオーバーも助けてくれます。

ビタミンAビタミンCには抗酸化作用があり、細胞が酸化するのを防いで肌を守ってくれる働きがあるだけではなく、弾力のある肌作りを手助けし、コラーゲンの合成や抗炎症作用・皮脂の過剰分泌を防ぐなどの効果も期待できるでしょう。

またビタミンE鉄分を摂ることで血行促進効果が期待でき、体のすみずみまで栄養を届けることでターンオーバーの促進にもなります。

夜更かししすぎずに、しっかりと睡眠をとる

眠る女性の画像

夜の10時から深夜2時までをお肌のゴールデンタイムなんていいますが、深夜0時には遅くとも眠りにつき、そこから3時間はぐっすりと質のいい睡眠をとるようにしてください

深い眠りであるノンレム睡眠を入眠時にしっかりとることで、新陳代謝に必要な成長ホルモンの分泌量が増加します。

睡眠直前までスマホを触っていたり、テレビやパソコンの画面を見ていると入眠が妨げられるので、注意が必要です。

運動して血液の流れを促進する

運動する女性の画像

毎日デスクワークや家でゴロゴロした生活を送っていると、運動不足になって筋肉量が低下してしまいます。

筋肉量が低下すると、心臓から送られた血液を心臓に送り返すことが難しくなってしまい、結果として血行が悪くなって臓器の働きが鈍ったり免疫力が低下したりします。

とくにふくらはぎは、第二の心臓と言われるほど重要な役割を担っていますので、夕方になると足がパンパンにむくんでしまうという方は筋肉をつけるようにしましょう。

筋肉をつけると太るから嫌だと思うかもしれませんが、脂肪でたるんだ脚よりも筋肉で程よく引き締まった脚の方が美しく見えるだけでなく、代謝があがることでダイエットにも効果的です。

間違ったスキンケアをしない

スキンケアの画像

シミやくすみが目立つからといって毎日ピーリングをしたり、皮脂が気になるからと1日に3回も4回も洗顔を行うのはやめましょう。

角質のケアばかりしているとターンオーバーが早まる原因になり、バリア機能や保水能力が常時弱いという肌の状態になってしまいます。

ニキビや肌荒れなどのトラブルが気になるのはわかりますが、洗顔は朝晩の1日2回程度とし、ピーリングも肌の様子を見ながら回数を決めましょう。

週に1~2回ご使用ください。となっているような商品であれば、1週間に1度の周期からピーリングを始め、肌トラブルがないようであれば6日に1度、5日に1度と周期を早めていってください。

肌が弱い方は1週間に1度でも、ピーリング周期が早い可能性もあります。

また洗顔やピーリングをしたあとは、しっかりと肌に水分を与え、潤っている状態がキープできるように心がけましょう!

まとめ

今まで気軽に読み流していたであろう、ターンオーバーの仕組みや大切さは理解していただけましたか?

ターンオーバーは促進すればいいというものではなく、年齢にあった正常なターンオーバーを肌がおこなうことが大切だとわかってもらえたと思います。

不摂生な生活を送っていると、いつまでたってもターンオーバーを正常化することはできませんので、少しでも肌トラブルを改善したいと考えるなら、生活環境を見なおすことから始めてみてはいかがでしょうか。

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