ゾンビ系の映画と同じぐらい、世界崩壊ディザスター系映画が大好きぽよまるです(´ω`)
先日ゲオでウォーキング・デッドのシーズン7がレンタルを開始したので、それを借りるついでにニック・ライオン監督がてがける「2020(Shockwave: Countdown to Disaster)」とかいう映画を借りてきたので感想を。
「2020」世界崩壊のきっかけはやっぱり人間
世界崩壊系の映画は「自然災害」「侵略者」「人間が原因」の3つで大まかにわけることが可能だと思いますが、この「2020」は人間が原因であるタイプの映画です。
ヘルストームという滞留兵器と呼ばれるものが原因で世界に異常が起きるのですが、これは機密事項をハッキングされた挙句、理論上は可能だというものを実在に作り出したアホがそれを奪われ、挙げ句の果てには自分の命欲しさに起動させてしまうというもの。
そんなもんで世界を滅亡させる可能性のあるものを起動させられては困ります(;´Д`)
お約束の空爆による兵器の破壊作戦
稼働した兵器を空爆で破壊しようとするのはもはや様式美。
これについては何も言いませんが、破壊対象物を完全に破壊できたかもどうかもわからず「破壊完了」としているのに疑問を覚えざるを得ません。
一般人的な意見を言うなら、破壊命令を出した上層部はヘルストームの危険度を十分認識しているのだから、完全に破壊できたかどうかの確認をするべきでした。
はっきり言って怠慢ですね(´ω`)
当初の目的が「秘密工作員ケイトの救出」なので仕方ないのかもしれませんが。
一家族が世界を救うことにやはり違和感
世界崩壊が起こる直前、ケイトの旦那であるロブ(大学教授)が活断層の異常を察知して研究のために森林公園の観測所のようなところに行くのですが……
森林公園に到着したときにはフランスのパリが地震によって壊滅しています。
なんで他の科学者たちは何も言わないし気づかないんですかねー?
貴重なデータとかそういう問題じゃないでしょうに。
世界崩壊開始
フランスから始まった活断層の異常による災害は瞬く間に世界中へと広まっていき、最終的なタイムリミットはイエローストーン付近で異常が発生し始めたら。
異常が始まってから世界崩壊までの時間が24時間もなく、そのうえ対応策も政府などは練っていないというお粗末な状態。
とまあ、恐ろしく早い手刀の人もびっくりな崩壊速度です。
ケイトが世界崩壊の可能性が告げてから1週間も猶予がありながら、一切対策を講じていない米国政府にもびっくりですけどね!
なんやかんやで崩壊まであと3時間
この時点で既にケイトたちが解決策を講じ、1キロトンの核爆弾を用いることでヘルストームの効果を相殺して潰すことにします。
けどさ、いくら世界の滅亡がかかってるからって用意するの早くね?
ケイトは解決策を元から考えていたんだろうけれど、都合よく解決のためのデータが取れたり機材が揃っていたり……
ご都合主義のオンパレードです!
解決したら関係者は消すのが決まり事です!
というわけで、爆弾を設置したら政府関係者にケイトたちは狙われますが、一緒に居た協力者によって一命をとりとめます。
これも様式美といえば様式美ですよね……
目撃者はとりあえず消しておけ……みたいな?
まとめ
展開的には王道なんですが、予算の関係なんですかね……?
正直パッとしない映画でした(´ω`)
核が爆発した瞬間に全ての異常が収まるのにも違和感を感じますし、危機管理がどうのと最初の段階で言っているならもっと最悪の事態を想定しろよと……。
レビューとかで評価をつけるとしたら「★★☆☆☆」ってところでしょうか?
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