年初の抱負に「今年は○○kgになる!」なんて目標を立てる方もいる程度には、ダイエットをする人が多い世の中ですが、ダイエットの成功率は10%前後ととても低いです。
どうしてダイエットをすると決意して始めるのに、こんなにも成功率が低いのか?
それは「ダイエットをする明確な理由がないから」にほかなりません。
なので、今回はダイエットに取り組むときの理由に焦点を当てて、どんな理由があるのかを検証していきたいと思います。
ダイエットをしたいと思う明確な理由がわかれば、それに向かってダイエットに取り組むことができますので、自分がどのタイプの理由なのか考えてみましょう!
ダイエットする主な理由はこの8種類!!
1,健康のためにダイエット
最近話題になったものだとこれ!
肥満が原因で起こると言われている病気の中には「糖尿病」「高血圧」「心筋梗塞」「脳梗塞」「睡眠時無呼吸症候群」などさまざまなものがあり、肥満を解消するだけでこれらの病気にかかるリスクを低減することができます。
そのため、肥満気味の人は健康診断の結果が良好なものだったとしても、医師から「痩せてください」なんて言葉をかけられることがあるほど深刻なものとして捉えられています。
今は大丈夫だったとしても、将来のことを考えると肥満は解消しておいたほうが良いことですので、ダイエットをする理由の上位にあたるものです。
2,恋人や夫・嫁のためにいつまでも格好良くキレイでいたいから
恋人や夫・嫁がいる人なら、相手のためにいつまでも格好良くキレイでありたいと思うのは当然のことです。
付き合ったから、結婚したからと油断してブクブクと太っていけばそれが理由で破局・離婚の原因にもなってしまいます。
また年齢を重ねるほどにダイエットは難しくなってしまいますので、お互いが魅力ある人物で尊敬し合えるような間柄になるためにも、これをダイエットの理由にするのは悪くないでしょう。
相手と一緒に目標を決めて二人で取り組めば、ゲーム感覚でダイエットすることができますので、どちらかが怠けたりしなければダイエットが成功する確率は非常に高いと言えます。
3,意中の相手を振り向かせたい。振った相手を後悔させたい!
好きな人ができたけれど、太った体では告白するのには勇気がいる。
そして告白したとしてもそんな自分を受け入れてもらえるのか? という理由からダイエットをする人は決して少なくないでしょう。
また、告白した結果「太っているから」と振られることもあると思いますので、その相手が振ったことを後悔するほど格好良くキレイになるためダイエットをするなんて人もいるはずです。
ですが、これを理由にするのであればかなりの決意がないと失敗すると思ってください。
理由は至ってシンプルで、意中の相手を振り向かせるためだったとすれば「相手に恋人や夫・嫁がいない」ことが前提だと思います。
しかし、アナタが魅力的だと思う相手をそのまま放っておくほど世の中は甘くありません。
誰かに先を越されるかもしれませんし、それを考えると短期間で効果の出る無理なダイエットに手出さなければいけないわけですが、正直これは続きません。
また、自分を振った相手を後悔させたいと思っても、その思いは時間とともに風化していきます。それをモチベーションにし続けるのは相当難易度が高いことなので、ダイエットが成功する確率というのは非常に低いのです。
4,痩せている方が自己管理の観点から、雇用機会が増え就職活動で有利
太っていても他の誰にもできないような仕事をこなせるなら話は別ですが、世の中というのは無情なもので、美男美女のほうが雇用機会が増えて就職活動が有利になるというのは本当のこと。
企業としても顔で選んでいるわけではないでしょうが、肥満体形の人物よりもスタイリッシュに見える人物のほうが仕事ができるように見えるのでしょう。
また、肥満はダイエットすることで改善することができますので、肥満体形の人物は自己管理ができていないだらしない人物だと捉えられることもあります。
とはいえ、これを理由にあげるひとは上昇思考の高い人だと思いますので、よほどのことがない限りはダイエットに成功するのではないかなと思います。
ダイエット理由にこれを上げる人も少ないでしょうしね。
5,痩せることで自分に自信をつけたい、自信を取り戻したい
太っていることで周りからの視線を気にして自信がもてない。
鏡に写った姿に愕然とし、体重計に乗るのも怖くなってしまう。
また、それが原因で薄着になる季節がやってくると気が滅入ってしまったり、可愛い格好いいと思った服があっても、それが自分に似合うのだろうか? と考えて購入や着るのをためらってしまう。
痩せてさえいればそんなこと気にしなくてもいいのに!!
そんなふうに考え、ダイエットを始めるのがこのタイプの人です。
このタイプの人は自分の理想とする体重まで落とすことができればそれで満足できますし、短期間で無理なダイエットをおこなう必要が無いのも特徴の1つです。
そのため、夏までに痩せたい! と考えているのなら秋、冬から1ヶ月に1kg~2kg程度の無理のないダイエットをすることで成功率が跳ね上がります。
逆に、春になってから夏までに痩せないと!! と切羽詰まった感じでダイエットすると失敗する確率が上がってしまいますので、いつまでにどの程度痩せたいのか計画を立てて長期スパンでダイエットしましょう。
毎日の体重を計測しておき、1ヶ月で○kg減った♪ みたいな感じで、体重の低下を楽しみながらダイエットすればさらに成功の確率が上がると思います。
6,格好良く、可愛く、お洒落に服を着こなしたい
これいいなーと思う服があっても、それを着ることができなければ意味がありませんし、たとえ切れてもはちきれそうなほどパンパンでは見栄えも悪い。
薄着になればミニスカートやショートパンツなどもキレイに着こなしたいし、タンクトップなどを来た時に見える部分が贅肉ではなく筋肉質で格好良い感じにみせたい。
海やプールの誘いを受けたときにも、体形を気にすることなく好きな水着を着用したい!
昔より太ったせいで着ていた服が着れなくなった!!
など、これらが理由でダイエットを始める人は非常に多いと思います。
思いますが、このタイプの人が気をつけなければいけないのは、痩せるだけでは意味が無いということ。
なぜなら、これらが理由でダイエットをする人というのは自分をよく見せるためにダイエットするのであって、痩せることが目的ではないからです。
そのためダイエットと並行してトレーニングも行い、お洒落に服を着こなせる体を作ることを目標にしたほうがいいでしょう。
そのため自分が目指す体形次第では、体重は増えたけれどサイズダウンした!
体重は増えたけど、薄着をした時にみえる部分が格好良くキレイになった!
なんてことが普通に起こります。
このタイプの人は、自分が本当に痩せる必要があるのか? それともトレーニングで体を引き締めなければいけないのか? そのあたりを考えてからダイエットなりトレーニングに取り組むと成功する確率が上がると思います。
7,結婚式や同窓会など、人前にでる機会が増えてきたから
自分の結婚式であれば、そこは人生でもっとも華やかに着飾りたい場面!!
男性のタキシード姿もパツパツのものよりスラリと余裕のある感じのほうが見栄えが良いですし、女性のウェディングドレスも細身の方が華やかに見えるでしょう。
将来、結婚式の写真を見直すのが嫌になったりすることもなく、何度でも見直したくなるような惚れ惚れする体形を手に入れるためにダイエットをする人も少なくないでしょう。
また、昔は痩せていたのに今は太ってしまっていて、同窓会に呼ばれたけど皮肉られるのはちょっと……なんて方もダイエットに取り組むことがあると思います。
ですが、人付き合いがそこそこあって昔なじみの友人がいる場合、これらのケースは考えるまでもなくやってくるできごとです。
それを人前に出る機会が増えたから……なんて理由でダイエットを始めてもすでに遅い場合が多く、短期間で無理なダイエットを敢行しなくてはいけないなんてことも少なくないはず。
だったら、これが理由でダイエットをしなくてはいけないかもしれないと考えている人は、今すぐにでもゆっくりでいいのでダイエットを始めましょう!
どこぞの先生ではありませんが、「でも」や「しかし」という接続詞が痩せどきを逃しているのです。
8,太っていることで馬鹿にされたりいじめられたくない
学生時代だけではなく社会人になっても、太っているからと言う理由で馬鹿にされたり陰口を叩かれたり、仲間はずれにされたり……
これはやっている方が悪いわけですが、やられている側からしてもたまったものではありません。
そこで一念発起してダイエットに取り組み、状況を改善しようとするのは素晴らしいことだと思いますし、是非とも成功してほしいのがこのタイプ。
ただ、長期間その状態でありながらダイエットをしないと……と考えていて痩せることができていない人は、別の目標を立てたほうが良いです。
ずっと同じ理由で悩んでいるにも関わらず、それを改善できていないから状況が変わっていないわけですし、同じアプローチの仕方をしても正直なところダイエットが成功するとは考えづらい。
だったら、馬鹿にしていた陰口を叩いていた人を見返すぐらいの気持ちでダイエットに取り組んだほうが効果がでるんじゃないかなと思います。
まとめ
この他にもダイエットをしようと考える理由はいくつもあるでしょうが、大ざっぱに分類すればこんなものではないかなと思います。
ただ痩せたいからダイエットをするのではなく、何かを目標にしたほうがダイエットの成功確率はあがりますし、目標とするものによってアプローチの仕方も変わってきます。
自分がどうしてダイエットをしたいのか?
それを考えた上で、無理のないダイエットに取り組みましょう!
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